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2005.11.01

蟲師「第二話 瞼の光」

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 © 漆原友紀/講談社・『蟲師』制作委員会

少女「スイ」は、光を見ると目が痛むという病を患っていた。その奇病に対する治療法はなく、

「ビキ」少年が住む家に預けられたスイは、より光を遮ることができる蔵の中で暮らしていた。

陽の光がまったく届かない真っ暗な闇の中で一人ぼっちのスイを想い、伝染する恐れが

あっても蔵に入りスイと遊んでいたビキだったが、ある日の晩、劈く様な痛みが目の奥に

走り――。

原作コミックを読んでいる方は御存じでしょうが、この「瞼(まぶた)の光」というエピソードは

原作者 漆原友紀女史が「蟲師」という題名で応募し、見事「四季大賞」を受賞された作品を

単行本向けに改名したモノであり、同女史の初期作品短編集「フィラメント」に収録される

「虫師」読み切り群を除けば、事実上の蟲師ファースト・ストーリーと呼べるものです。

時期的に大きな隔たりが出来てしまうのがアニメ化の宿命(しゅくみょう)ですから、矢張

思っていた通り、原作(単行本)の後書で作者自身が自嘲していたギンコのズボンのデザインが

映像化を機に修正され、某遊戯映画のトラックスーツっぽい物から至って普通のデザインに。

同様に、劇中唯一の洋装で差別化されている演出に合わせて、ビキ少年も着流し姿に

コスメチック・チェンジ。 この辺りの匙加減も絶妙です。

あと放送基準の制約なのか、 マナコノヤミムシ との対峙後に語られる「注射描写」

(173㌻1〜奪取2コマ目)が暗色で伏せられています。 かなり細かい箇所の修正表現ですが、

セルDVD収録版では原作と同じ表現になるかもしれませんし、こういった違いを楽しむのも

ファンならではの利点、といった所でしょうw

次回は第1巻 2話目「柔らかい角」。マイ・フェイバリット・シーナリーが初登場です !!

<設定解説>

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 光脈筋(こうみゃくすじ) とは、光酒と蟲が集まって地上の河のように一定の流れで
 生じる地下水脈のようなモノ。生命の横溢(おういつ)と氾濫をもたらすが万能ではなく、
 統制するヌシの不在や、移動その他の理由から涸渇し、それは人間界にも影響を及ぼす。

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