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2005.11.06

蟲師「第三話 柔らかい角」

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© 漆原友紀/講談社・『蟲師』制作委員会

雪深い山の奥、谷底に近い静かな里。そこでは雪が降る晩に耳が聴こえなくなるという

奇病にかかった者が続出していた。

村長の願いで招かれたギンコは、症例を聞くうちに 呍(うん) という音を喰う蟲が原因だと告げる。

しかし村長の孫「真火(まほ)」だけは、 阿(あ) という亜種が寄生し、明らかに他の者達とは比較に

ならない症状だった‥‥。

原作でも好まれている「冬の集落」を舞台とした最初のエピソードが、この「柔らかい角」。

そして真火少年のオデコを見れば、日本人なら誰もが知っている  が元ネタなのだと

分かります。

古書「鳥山石燕 画図百鬼夜行」でも多種多様な形態で記録を残しており、牛鬼(うしおに)、

酒顛童子(しゆてんどうじ)、陰摩羅鬼(おんもらき)、百々目鬼(どどめき)、灯台鬼(とうだいき)、

鬼童(きどう)、鬼一口(おにひとくち)、栄螺鬼(さざえおに)、髪鬼(かみおに)などなど、かなりの人気者です。

しかし、登場する2種類の蟲の形状が、蝸牛(かたつむり)そっくりなので、その「触覚」も

イメージとして要素に含んでいるともいえるでしょう。

また、作者があとがきで「雪里描けて幸せ」と書いているように、私も雪山系エピソードは

大好きですw 合掌造りですよ ! 深々と降りしきる雪ですよ ! 人肌恋しい季節ですよ !

    ビバ ! 火の一族の末裔・卍丸の生まれ故郷 !!

    ビバ ! ペンション・シュプールではじまる恐怖の一夜 !!

    ムフ♪ 「‥‥人間も 冬は弱っていかんからな」(to すず)

是非「春と嘯く」も映像化して欲しいッ !! 次回は第1巻・3話目の「枕小路」です。

<元ネタ推測>

鳥山石燕 今昔画図続百鬼 雨 「鬼」

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世に丑寅の方を鬼門といふ。 今鬼の形を画(ゑが)くには、頭に牛角をいたゞき腰に
虎皮(とらのかは)をまとふ。 是牛と寅との二つを合せて、この形をなせりといへり。

≪ My Resonance Episode ≫

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