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2006.03.14

蟲師「第十九話 天辺の糸」

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© 漆原友紀/講談社・『蟲師』制作委員会

とうとう来ましたッ !! 私的蟲師ベスト・エピソードの上位に位置する「天辺(てんぺん)の糸」。

この物語のテーマは 差 別 と 偏 見 。 「第十三話 一夜橋」でも描かれた縁談に

関するモノに加え、愛しあっている男女の間に無意識で芽生えてしまう「理解」の在り方に

関するモノでもあります。

天体観察が好きな青年「淸志朗(せいじろう)」と、子守りとして雇われている「吹(ふき)」。

空の高みで生きる蟲 天辺草(てんぺんぐさ) との接触で蟲の影響を強く受けて

しまった吹は、ギンコの助けで奇跡的に元の姿に戻れはしたものの、愛する人との

生活が続くにつれて、里の者から、雇い主から、そして誰でもない淸志朗自身からも

差別を受けてしまいます。自分の力ではどうしようもないもの。不都合を否定しなければ

愛する人を信じることができないヒト。 吹は再び蟲の領域へ追いやられてしまいます。

ギンコは言います。 受け入れてやれ――と。

淸志朗は訊きます。 見も触れもできないものをどうやって――と。

答えが出ないまま苦悩して、一人夜空を見上げた時‥‥

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簡単な事を忘れてしまっていた淸志朗は、ようやく“その事”に気付きます。

エピローグを観賞した時、アナタの中の差別に対する意識は以前と変わる事でしょう。

蟲師の中でも、特に感動出来る物語だと思います。

次回はTV版の最終回 !! 選ばれたるは第2巻・2話目「筆の海」。 しかと見届けましょう。

≪ My Resonance Episode ≫

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