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2006.06.18

「ワンダと巨像」レビュー後記

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 © 2005 Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.

最初の巨像を倒した時点で 殿堂入り 決定だと確信した本作、遂にクリアしました !!

激しくネタバレになるので詳しく書くのは避けますが、とりあえず、これだけ言わせて下さい。

風来のシレン、EVE、零 -刺青ノ聲-™などと同様、 感佩のラストシーンに

打ち震えましたッ !!

慣例化した情報過多を敢えて避け、プレイヤー自身の感性と想像力に委ねられた世界観。

親子、男女は勿論、ゲームを有害娯楽と罵る偏見層にも自信を持って薦められます。

クリア後、早速解禁という事で「ワンダと巨像 公式攻略&設定本 古えの地綺譚」も購入。

少女の名前が「モノ」という設定だったり、各巨像に対して開発スタッフ間での愛称があったりと、

読んでいて「そうだったの ?!」という要素が幾つかあったので、それも紹介したいと思います。

※ストーリーに係るネタバレは無い様に配慮していますので御安心をw

先ず第一に、アグロに関するアクションから。

跨った状態でR1ボタンを押しながらアナログスティックを上に入れると出来る「立ち乗り」。

走りながら巨像に飛びつく時などに使い、より高い位置に行けるというもの。

プレイ中に1回もやらなかったのですが、第13の巨像戦で重宝するアクションと言えるでしょう。

もう一つは同じく跨った状態でR1と△ボタンを押し続け、スティックを左右どちらかに入れると

出来る「横乗り」。

隠れながら移動する事で、巨像に見つからずに安全圏まで逃げたり接近したり出来るというもの。

然し同時に弓を撃ったりジャンプしたりする事も出来なくなるので、使いどころが難しいアクション

ともいえるでしょう(無理して使う事はないかも)。

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 立ち乗り中にも弓矢は使えるので、横乗りよりも利用価値は高いかな。

第二に、アイテムに関する豆知識。

ワンダの世界に点在する水場や丘周辺にある木には様様な形の「果実」が実っています。

全て共通で食べると『最大体力が上がる』(赤い棒メーター)という効果があります。

弓矢で撃ち落とした後に○ボタンで掴むと食べる事が出来るので、見つけ次第どんどん食べて

太りましょう(笑)。

もう一つは、山間や谷間等に棲息している「トカゲ」の秘密。

トカゲには計2種類が存在し、真っ黒なノーマル種と、尻尾の色だけが白い種がいます。

弓矢で胴体と尻尾の付け根の部分を狙い撃ちすると尻尾が取れ、それを拾って食べる事が

出来るのですが、ノーマル種はドラクエでいう薬草的な体力回復効果なのに対し、光る尻尾

には『最大腕力が上がる』(ピンクの円メーター)効果があるんです !!

しがみ付くというアクションが対巨像戦の肝となる本作において、このメリットは大きいです。

時間を掛けてでも全ての白トカゲを食べる価値はありますので、是非お試しあれッ !!

見晴台(セーブポイント)周辺に最低一匹は必ず棲息していて、食べた場所から一定距離

遠ざかり、尚且つPS2本体内で24時間が経過していれば再び白トカゲが復活しているので、

古えの地を探し回るのが面倒臭いという人は此方の方法を利用してみて下さい。

尚、スタート地点の祠でドルミンの声が聞こえてくる天窓周辺にもちゃっかり棲息しています(笑)。

第三はクリア後(2周目)の特典で、「ハードモード」と「タイムアタックモード」が追加されます。

初心者向けの難易度であったノーマルに反して、ハードモードはこれぞ“真の死闘”と呼べる

調整が加えられており、正に巨像パワー大爆発 !!

急所(ダメージを与えられる紋章部分)も攻め辛い位置に変わっているので、これまでとは

違った移動ルートを考え直さねばならないので緊張感も跳ね上がります。

正しく「矮小な人間 vs. 圧倒的脅威」の構図。個人的にはハードモードは大好きです。

タイムアタックモードはその名の通りですが、制限時間内に倒せた巨像の数が2体になると、

その都度1個づつ『隠しアイテム』が手に入り、本篇で使用出来るようになるという御褒美が。

中には「○○の矢」や「○○の布」なんていうとんでもないモノもあり、世界観がブッ飛びます。

この辺りはバイオハザードなんかと似ているお楽しみ要素なので、やり込みプレイと合わせて

ヘビーユーザーにも長く楽しめるゲームだと言えます。

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 全14種が用意されている隠しアイテム。ちょっとややこしいですが、2周目ノーマルモードの
 タイムアタックで手に入るのは8種までで、残りの6種はハードモードをクリア後の2周目で
 ハードのタイムアタックをクリアする事でやっと全種が揃うように。
 詳しくは↓の表で。

加えて、これらのタイムアタックで有効となるテクニックとして「ジャンプ刺し」(ジャンプ降下中に

R1+□ボタン)が挙げられます。

ゲームスタート時から普通に使える攻撃アクションなのですが、実際のプレイ中は巨像から

振り落とされない様にしがみ付くのに必死で、あんな足場の悪い状況でジャンプするなんて

思いもしませんでしたが、このジャンプ刺し、最大まで溜めた「剣を突き刺す」攻撃と同威力で

あるにも係らず、名前の通りジャンプ中のアクションなので『タメの時間が必要ない』のです。

という事はつまり、暴れる動作が大きい「小型四足獣タイプの巨像」や、「一定時間(体力の減少)

で隠れ始めてしまう巨像」でのタイムアタックでは大幅な時間短縮が見込めるという事。

このジャンプ刺しで行う「せつない最後の一撃」も含め、未経験の方は是非一度御試しあれ。

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 特に、やり込みプレイヤーによる「ワンダと巨像 巨像別最速撃破動画」は一見の価値有り !!
 第5、第11、第13の巨像にて叩き出された驚異のタイムに、私のカツラは5cm浮きました。

第16の巨像戦に突入する直前からエンディングに至る迄のストーリー。

ここに込められたメッセージは、心臓をグッと掴まれるかのような『痛み』が伴いました。

ワンダとモノ、そしてアグロ。

巨像たちとドルミン。

エモンといにしえの剣。

全ての真相と共に進んで往く“結末”。

是非アナタ自身の目と耳で体験してみて下さい。きっと忘れられないゲームになる事でしょう。

最後に、ワンダが魂のGAMEになった私は、同じプロジェクトで開発された『ICO(イコ)』という

アクションADVをプレイ中です。

世界観を共有しているらしいので、ワンダをプレイしようと思った方は、私とは違うパターンとして

ICOを最初にやってみては如何ですか ?

こちらもほぼ殿堂入りは確実だと自覚しているタイトルなので、損はしないと断言出来ます。

ワンダもイコも、間違いなく ホンモノ ですッ !!

                    ワンダと巨像®
             (アクションADV SCE PlayStation
®2)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 <参考文献>

 「secret_of_watc.txt」をダウンロード
 ※クリア後の隠し要素を載せたテキストなので、知りたくない人は御注意を。

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