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2007.02.10

PS2「NEOGEOオンラインコレクションvol.1 〔餓GAROU狼〕MARK OF THE WOLVES」SNK PLAYMORE

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 © SNK PLAYMORE

世の中には、初めて触った時から暫く経った後に 化 け る 作品がある――。

常常 思っている自論から始まりましたが、以前に記事化した本作(以下MOTW)が正に

そうなった為、「これは独立させないと罪だな」と思い、修正及び加筆を決意しました。

MOTWが発表された1999年末。対戦格闘ゲームのブームは必然的な衰えを見せており、

私に限ってはプレイする事もなく自然消滅していったタイトルの一つでした。

しかし、ブームの飽きとは関係なく、キャラクターやストーリーの設定は琴線に触れた為、

ちょうど保有した家庭用ハード「ドリームキャスト」への移植を機に触れる事になりました。

ただそのDC版、今振り返ると分かるのですが、かなり移植具合がよろしくない。

プログラムなどの細かい調整具合に対してではなく、私見で一番気に入らなかったのが

「画面の比率に対してキャラクターが小さく感じる」という点でした。

この違和感によって、かなり高い評価が妥当な作品であるにもかかわらず、そのたった

一つの「違い」によって全てに納得いかない印象を持ってしまいました。

迫力がモノをいう本ジャンルにとってこれは致命的で、特に対戦が盛り上がる事もなく、

数日後に売ってしまいました。

しかし !! この『PS2オンラインコレクション版』は違います !!

DC版で違和感を抱いた人にこそ、是非買ってプレイしてほしいです。

キャラクターは本来の比率で画面内に息づいており、私的大肯定のマッスルテリー(笑)も

「本物の姿」で登場しています。

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 左>使用キャラに選んだのは当然この人で、カラーは△のグリーンが魂。性能面での差は
    かなり厳しいが、T.O.P.状態からの潜在版SKを絡めた連続技を決める事が出来れば
    体力の8割近くを奪える為、下位キャラと雖も侮れない点が本作の魅力 !!
    遊びなら、真空投げブレーキング→オーバーヘッドキックの魅せ技なんかもツボ。

 中>トレードマークだったキャップを譲り、全ての要素をコスメチック・チェンジしたテリー。
     特に台詞の一新が素晴らしく、勝利挑発の一つ「Sorry.」(前方・L1)にはやられた !!
     △で選べるチノーズパンツ風カラー信者。百戦錬磨が故の精神的余裕が感じられる
    勝利デモの言葉は、そのどれもが家族を最も大事にする狼のようで恰好良いなぁ。

 右>スリットン星から来たクビレリアンの私が心の中で「Yes」と言ったかどうかなんてさておき、
    新ヒロインの座を任されたB・ジェニー。あの人が揺れるアレならこっちはコレで勝負よ♥
    その御御足(おみあし)がボク達にとっての餓狼伝説(意味不明)。

また、キーコンフィグとプラクティス・モードを併用して設定できる『ボタン1発出し連続技

(超必殺技&潜在能力ふくむ)』もグッジョブな要素。制限時間内(約8秒間)に入力した

連続技や単体技を自由に記録させることが可能で、しかもそれをL2ボタン1発押しで

使えるのだから、格闘ゲーム初心者の人にとってはかなり嬉しいもののはず。

タイミングがシビアで失敗しがちなロックのデッドリーレイブ・ネオも、この機能があれば

全ヒットした時に記録するだけで、次回からは1発成功にできるんです。

練習次第では、デフォルト登録されている開発者の連続技データ(これだけでもかなり強力)

以上の連携も登録できるので、頑張って「自分流超必殺潜在連続技」を探したりするのも

楽しいので、練習だけでも満足してしまうほど。

移植の「出来」によってここまで評価が変わるものなのかと思えるほどに良作で、純対戦格闘

としてのバランスも中中です。

加えてMOTWは「ジャンプ攻撃→立ち技キャンセル→必殺技」といったパターン化する2D格闘

モノというよりも、上段無敵(屈中・□+×)と下段無敵(□+×)の2種類に増えた避け攻撃

によるカウンターや、フェイント技(→・□+△ or ↓・□+△)を利用したキャンセル連続技、

ジャストディフェンスからのガードキャンセル→ブレーキング必殺技などを駆使することで、

相手の技や動きに合わせて「対応」するという、3D格闘モノに近いバランスを重視させた

ゲームだと思っているので、オプションのダメージレベルの調節次第では、ビギナーでも

充分勝てるようになっています。

技コマンドについても同様で、ほぼ全キャラ共通で波動拳(Gk_icon_arrow3_6  )や竜巻旋風脚

Gk_icon_arrow1_3 )系をベースに統一されているのも◎。初心者でも簡単に出せる超必殺or潜在と、

上記のボタン1発出しで“一発逆転”を狙えるのも醍醐味なので、しつこいようですが対戦格闘

ゲームが苦手な人にもオススメです。

別タイトルでのROCK vs. TERRYも良いですが、矢張 真の対決 は本作です。

ここからは中・上級者向けのレビュー。

本作の対戦は、「ジャストディフェンス」からのガードキャンセル反撃マスターした頃から

凄まじい一進一退の接戦 になりますので、是非やり込んでみて下さい !!

2D格闘最高峰の呼び声高いSF III 3rd STRIKEにも匹敵し得るバランスだと思います。

特に、YouTube(↓)に投稿されている「Garou: MOTW Rock vs Gato」は凄過ぎる !!

 

某サイトで算出された06年12月時点のダイヤグラムによればジェニーと並んで同率トップ

(暫定1位)になっている牙刀に対し、ワースト2位のロックはあまりにも厳しい。

然し超一流のプレイヤーが操る場合は例外で、T.O.P.中のGC真空投げブレーキング→

前ジャンプ距離調整→潜在版シャインナックル→強ライジングタックルの14ヒットK.O.劇は

正に神ロック使い !!

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旧作ギース使いであるが故にロックを選んだ私にとって、一挙一動が教材ですw

因みに、本作に詳しい人は 「わた」という上級プレイヤー(通称 わたロック) を

御存じだと思いますが、 筆者とは別人 なので御注意をw

前述したテクニックを識っていたら、あれほど早く売らなかったと若干後悔。

続篇の企画が凍結されている本作。 皆さんの口コミが広まれば可能性はあります !!

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