« 2007年4月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

2007.08.30

1位は富士山。では2位は ?

 今日迄 静かに騒がれていたとある作品が9月1日(土)より全国で上映される。その名は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」。

 数年前から私がウェブログにて推し続けている筆頭アニメーション作品「蟲師」が6位に輝いた“日本のメディア芸術100選 アニメーション部門”において総合1位となった報が記憶に新しい、「新世紀エヴァンゲリオン」の新たな(まさかの)プロジェクトである。

 1995年に平日夕方枠でTV放送されてから社会現象にまで発展しブームは絶頂期を迎え、遂には新たな結末劇としての映画版を制作するに至った作品だった。
 私自身も当時は塡っていたクチであり、
娯楽考察をテーマにしている語樂幸察なだけにレビューを意識せざるを得ない作品ではあるものの、近年の業界の流れを読んだ上で個個の作品性を述べる事にしている私からすれば、この映画の届けたい層では無い“半端大人世代”となった今、答えは既に出ています。

 私は、エヴァという作品を「観て楽しむ」ことはします。しかし、「アニメのNo.1」との評価は決してしません。あらゆる角度から考察した結果、“肯定的否定”の姿勢をもっておく事が一レビュアーとして大事だと実感した10数年だったからです。

 「何事も1位にならなきゃ。だって2位の北岳って誰も知らないでしょ ?」
 以前、初めて利用した美容室の店員から不意に発せられたこの一言。たわい無い雑談だったとはいえ、私は内心「少なくとも其処の県民なら絶対知ってるよ。失礼だな」と憤慨してました。
 「他意なく1位を喜ぶ事」とは全く異る「差別的な順位価値観」を持つこの店員の姿と、未だに「まごころを、君に」で送られた“現実の続き”を見つける事が出来ていない一部の熱狂的エヴァファンに限っての主張を同質に感じてしまうので、私はどうしてもそういった人達に戦慄を覚えてしまうのです。

 しかしだからこそ、子を持つ親となった現在の庵野秀明氏が考えるに至った2007年版娯楽アニメの内容がどう変化するのかは、'97年から今日に至る迄の氏の心情を推察すれば作品を観なくても分かります。

 TV版全26話を4で割ったと思われる構成の四部作「序/前篇」「破/中篇」「急/後篇」「?/完結篇」で公開予定。
 再びブームが再燃する事になるのかどうか、緩やかに、穏やかに、静観したいと思う。

2007.08.26

NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜」

 Kitarogyokusai1
 © NHK All rights reserved./水木プロ

“参院選後の8月15日”という区切りを控えた8月12日(日)。ゲゲゲの鬼太郎で有名な

水木しげる大先生が描いた戦記萬画「総員玉砕せよ ! 」のドラマ版が放送されました。

鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜sengo62 スタッフブログ〜せんそうとへいわをかんがえ中

昭和47年 夏。萬画家 水木しげるの元に一通の手紙が届く。

銀座にある外食店から送られてきた飲食代の請求書だったが、心当たりが全く無いので

不思議だった。

その後、様々な人から似たような事象を告げられ、いよいよもって気味が悪くなる。

本棚から数冊のスクラップブックが落ちた時は、窓の外の墓石脇に何故か南方特有の

仏桑花(ハイビスカス)が咲いていた。

別人が名を騙って通っているのではないかと思い、鶯谷にある連れ込み宿に行った時は、

一頭の蝶が眼前を舞っていった。

「‥‥分かったよ。描ぁくよ‥‥描ぁけばいいんだろ」

夜の仕事場で一人そう呟いた後、とある日本兵キャラクターを描き始めるのだった‥‥。

本作の内容に関しては、直接本篇を見て、触れて、感じてもらわないと意味が無いので

伏せますが、幾つか参考になる四方山話を挙げる事でレビューに代えたいと思います。

先ずは、当ブログらしく娯楽面での抜粋から。

前述した展開後、一躍人気者となった自分達を放って別の作品に一心不乱に打ち込む

“水木サン”を見て、突如原稿用紙から「出て」くる鬼太郎、目玉オヤジ、ねずみ男の面面。

声は「オッス、オラ○空 !! 」でお馴染みの野沢雅子女史と、「軍から給料は出ませんぞ」の

名台詞を遺した艦長役が真っ先に思い浮かんだ大塚周夫氏が担当しており、某国民的

少年探偵アニメで活躍中の人選で放送中、「ゲゲゲの鬼太郎(シリーズ第5作)」における

イメージに慣れつつある昨今の鬼太郎ファンからすれば、シリーズ第1作目のトリオ復活は

どういう風に感じたのか。私の場合は、思わず口の端が緩みましたw

「けっ、玉砕なんてくだらねぇよッ。何で、なぁんで皆一緒に死ななきゃなんないのッ ?! 」と

泪(なみだ)ながらに叫ぶシーンも含め、久し振りに“演出性に溢れたアニメーション”を

観れました。これが「業」というモノですッ !!

次は、実写版特有の見所であるキャスト陣について。

水木しげる大先生/丸山二等兵の2役を演じた香川照之氏の役者根性も然る事ながら、

布枝夫人役の田畑智子ちゃん、中隊長役の石橋蓮司氏、本田軍曹役の塩見三省氏

などの存在も印象的で、某つゆのCM、悪徳経営者役、某探偵シリーズの署長役での

イメージが強い私には、本篇とは異るツボに入った見所となりました。

ちょっと下世話になりますが、田畑ちゃんに惚れ直したのはここだけの秘密です(笑)。

三つ目は、本ドラマの根幹であったラバウル戦での出来事の「現実のその後」について。

私は事前に「生まれたときから『妖怪』だった」(講談社+α文庫)という著書を読んでいた為、

色色なシーンに対しての予備知識があり、より広く、より深く、丸山二等兵を含めた多くの

隊員達の心情を読む事が出来ました。それはイコール、水木大先生が視ている世界の

カタチを僅かばかりでも共有出来た事も意味します。

全く別の作品ではありますが、符合するお話が少なからず登場する為、総員玉砕〜しか

読んでいない状態で今回のドラマを鑑賞したという人は、騙されたと思って生まれた〜も

読んでみて下さい。162頁から始まる "ねずみ男"の金銭感覚 で語られる大先生の

感性(実感)を含め、100年使える人生の糧が満載ですッ !!

最後に、去る8月5日に放送された他局の番組「サンデーモーニング」内の分析コーナー

「風をよむ 21」での“横綱”と“相撲道”というテーマに登場した、ある力士の話を綴ります。

前人未到の69連勝という記録を遺したその大横綱は、70戦目の後にこう言ったという。

「イマダモッケイタリエズ」

モッケイとは木彫りの鶏の事を指す。故事において、闘鶏を育てる名人に鶏を預けた王が

「仕上がりはどうか ?」と訊くと、名人は「まだいけません」「話になりません」などと却下し、

最後に「まるで木鶏のようです。その徳を前にすれば、どんな闘鶏も逃げ出す事でしょう」と

答える話。

2007年現在。テレビ、インターネット、新聞を問わずに見掛ける抑止戦略などの解説が、

如何に「未熟な闘鶏そのもの」なのかを気付かせてくれる、素晴らしい教訓です。

戦争を失くす方法は容易くはないけれど、しない方法を選択するのは遥かに容易な事です。

その心は‥‥木鶏と徳を「あるモノ」にそれぞれ置き換えれば分かる筈。

西岡琢也氏の“ちょっと立ち停まって考える”は、その事も含めていると私には思えます。

しかし。頓死という末路を実感出来ない真性戦後世代のワタシ達が語る「戦争観」と、

そうではない水木サンが絵に置き換えた「戦争感」とでは、実は天と地ほどの差がある事を、

エンディングを前に段段と気付きだす事でしょう。

夫婦でバナナを食べながらのシーンで、「好き嫌い、美味い不味いは言えん。死んだ奴等の

こと考えたらって」と過去の夫の話を代弁しだす妻に、「そんな単純なもんじゃない‥‥。

水木サンの気持ちは もぉっと複雑で、 ごちゃごちゃ、 もやもやしちょる」と返します。

この心情と、ラストの大笑いの心中を、少しだけでも汲めた時。

初めてワタシ達は心なる鎮魂、新なる慰霊、瞋なる反戦、真なる哀歓の決意をもって、

戦中世代を前に 戦争は愚かしいと口を極める 資格を得るのかもしれません。

2007.08.19

天外魔境Ⅱ MANJI MARU 低段クリア覚書 「近江/西陸, 因幡」篇

根の城攻略後、恐ろしい好敵手(ライバル)と対峙する事となる今回。

4人目の火の勇者であると同時に、最後の仲間でもある絹をポイントにして綴っていきます。

短くはないが2つに分ける程の量でもない為、長文になりましたがお付き合い下さい。

武者修行の旅(?)に出たカブキを追うようなルートで京の国まで戻って来た卍丸達。

季節はいつの間にかお正月。根の一族による被害が少ない京都の住民達は謹賀新年

一色であり、商店区の宿屋に泊まると必ず見られる「初夢」の噂で持ち切り。

という訳で早速一泊。ムービーを見たら京都の北西にある鞍馬峠へ向かいましょう。

峠を過ぎると近江/西陸を散策できる様になるので、最北東の天狗の庵へ直行して

「息吹」の巻物を入手しておきます。

因みに本エリアの玄関口ともいえる亀岡村の雑貨屋では、養老丸が20両という激安価格で

売られています。これまでは京都や越後 三条村の薬屋などで原価購入していましたが、

以降は95%offの恩恵を最大限に活用させていただきましょう。

次に西の綾部村→近江山洞窟へ。絹と会話を済ませたら京に戻り、東の山間(やまあい)

にある比叡山で「純潔の鎖」を入手。諸諸の準備が出来次第、絹の元へ戻ってボス戦です。

尚、活劇写真館のコンプを狙う人は、綾部村に訪れた時点で記録を残しておきましょう。

名無しの十八番 vs. 卍25段 極26段
 根の城主ではないものの結構な強敵です。先ずは4000(!! )もある体を減らす為に赤影も
動員して油壷不知火を連発し、積極的に攻撃していきましょう。運が良ければシロが狙われて
楽が出来ますが油断していると足元を掬われますから、必ず両者に金剛をかけ、回復は
息吹や百命丸で素早く行いましょう。
 火蛇(ヒヘビ)を使われた場合は「純潔の鎖」で下げる事も可能ですが、開始直後から銅鉾を
使い続けるのも有効です。
 残り体値が1000を切ると「守りを捨てて最後の勝負に出た !! 」で襲ってくる為、一時攻めを
中断して備える必要があります。陽炎&金剛状態の極楽かばうでも可ですが、1ターン分の
行動を制限されるのが勿体無いので、影を利用して卍丸だけをかばわせて、不知火での
集中砲火で一気に止(とどめ)を刺しにいく戦法の方が個人的には好きです。
 当然、影は2体以上出ている状態が理想なので、必ず1000を切る前に赤影をかけ直して
数を増やしておきましょう。
ボス戦後 卍丸が26段、極楽が27段 になりました。
【卍徳 4007/ 183】【極徳 4380/ 416】

名無しの十八番を倒すと、意を決した絹とシロが共に仲間になります。

【絹 初期状態 25段 徳 3071/ 516】

 Gr_feoe2manjimaru09omiwestinabakinu
 © 1992, 2003 HUDSON SOFT
 © 1992, 2003 RED

続きを読む "天外魔境Ⅱ MANJI MARU 低段クリア覚書 「近江/西陸, 因幡」篇" »

« 2007年4月 | トップページ | 2007年9月 »

◇ Twitter

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック