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2013年1月

2013.01.18

かつてのSHOP99が

 現在は「LAWSON STORE 100」になっていた事を、今頃になって気がついたよ。近所に2店舗ほどあるのですが、品揃えが結構充実していて、しかも自社ブランド「VL」(VALUE LINE)の物ならほぼ105円という価格帯にも驚きました!

 8枚切りの食パン、ビフィズス菌入りの450g無糖プレーンヨーグルト、6個入り卵なんかは非常に重宝する。特に日持ちしない卵はスーパーの10個入りとかだと私の日常生活では持て余す事が多く、バラ売りで買いたくても要クルマな中途半端な距離にある店舗でしか扱っていなかったので、実に助かるわぁ。

 ネットの合間につまむ用にと試しに買ってみた「25枚入り野菜ビスケット」も気に入ったw 「シガーフライ」と共に飽きるまでは離せなくなりました。

 今日利用して嬉しかったのは、納豆巻きやジャンボサイズの「高菜入りいなり寿司」の存在。酢飯星人にとって、セブレンよりも安く、量的にも充分な昼食は無いよシスター。

 惜しむらくは加工された乳製品としての低脂肪系じゃない「生乳」が105円では買えない事と、店自体が駅の最寄りには存在しておらず郊外に集中している事。場所はどうしようもないとして、せめて牛乳はぜひプライスダウンを!

 ローソンストア100のテーマ.mp3
 

2013.01.04

小説「文庫版 姑獲鳥の夏」京極夏彦

 Grmn_ubumenonatsu

 NHK「Top Runner」2002年2月7日放送.mp3
 

 日本人なら「妖怪」という文化を誰でも知っているが、その存在を語ってくれた先進的作品として最も記憶に残っているのは「ゲゲゲの鬼太郎」だろうと思う。

 水木しげる先生の描いた妖怪ワールドは小学生だった当時の私を虜にするには十二分すぎるモノで、書店で妖怪大百科なるものを読み漁らせ、遂には自他共に認める「妖怪博士」とさせてくれた程だった。そしてその気持ちと尊敬の念はこの歳になっても変わる事はなく、今でも他意なく大好きな娯楽作品である。然し鬼太郎が表現していた妖怪とは、実は元元の意味での妖怪とは視点を変えていたのだという事を、当作を読んで知った。

 明治時代に入ってからの民俗学者が定義した妖怪とは、「世に起こる不可解な現象」なのだそうだ。

 たとえば夜道を一人で歩いていると、居る筈の無い人の足音が聞こえ、後をつけてくる。鬼魅が悪いので「べとべとさん、お先におこし」と言って道を譲ると、その足音は消えるのだという。
 そこで水木先生は、べとべとさんを半透明の丸い物体にニヤけた口と足だけがある姿で描いたのだった。
 読者は「妖怪べとべとさん現象」を「絵」で理解し、「そういうキャラクター」として記憶に残した。そうして、滑稽に描かれた「キャラクターとしての妖怪」を受け入れた私達は、妖怪=不可解な現象というよりも、妖怪=異形のキャラクターという認識で現代まで至ったのである。

 当作「姑獲鳥の夏」のテーマとなっている「ウブメ」は、鬼太郎ではチョコボールのキョロちゃんにナウシカの王蟲を足し、大きなクチバシでガボッとかぶりついてくる人鳥のような感じで描かれている。
 然し、それよりも古い和書で描かれているウブメは、雨が降る中で赤ん坊を抱き、困った顔をしている上半身裸の女で、異形のモノといった感じは全く無い。
 妖怪ウブメ現象にあって、件のキャラクターは恐いぐらいに「人間」だったのである。

 アナタは劇中の主人公 関口巽の主観を通じて、ウブメの祟り、呪いに巻き込まれていく。
 厭だ。もう限界だ。自分は悪くない。何もかも見捨ててここから逃げ出したい。そこで思い出す。古本屋でもない、超能力者でもない、裏の貌をもつ奇妙な隣人の事を。

 憑物落としを生業とする友、中禅寺秋彦こと「京極堂」その人だ。
 物語の佳境で関口は懇願する。「久遠寺家の呪いを解いてくれ!」と。
 そして、全ての謎を解き明かすべく、黒衣の陰陽師が遂に立ち上がる。

 本書を読み終えた時、アナタはきっと目から鱗を落としているだろう。

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